
【ニューヨーク=上塚真由、ワシントン=住井亨介】南米ベネズエラのグアイド国会議長は23日、首都カラカスで開いた集会で、反米左翼のマドゥロ大統領に代わり、自ら暫定大統領に就任すると宣言した。国会は野党連合が多数派を占めているが、独裁体制を確立するマドゥロ氏によって権限を剥奪されている。AP通信などが報じた。
これを受け、トランプ米大統領は23日、グアイド氏を暫定大統領として承認するとの声明を発表した。
マドゥロ政権は野党勢力への弾圧を強めており、トランプ氏は軍事的選択肢の可能性について問われ、「あらゆる選択肢を検討している」と答えた。ホワイトハウス高官も電話記者会見で「マドゥロ氏が暴力に訴え、国会議員らに危害を加えるなら米国はあらゆる選択肢を取る用意がある」と述べた。
マドゥロ氏は23日、カラカスでの演説で米国との国交断絶を表明した。深刻な経済危機にひんする同国で、混乱や地域不安が一層深まっている。
グアイド氏は数十万人が集まった反政府集会で「私は(マドゥロ政権の)強奪を止めるため、(暫定)大統領の行政権を正式に引き受ける」と強調。国際社会の協力を求め、再選挙への機運を高めたい考えだ。
一方、野党連合の呼びかけで23日には全土で反政府デモが行われ、一部で治安部隊が催涙弾を使うなどして騒動の鎮圧にあたった。スペインのメディアによると、少なくとも8人の死者が出ているという。
マドゥロ氏は昨年5月の大統領選で、有力野党候補を排除する強硬な手段を取り、再選を果たした。今月10日に2期目の就任式を行ったが、欧米や日本など多くの国は「不公正だった」として政権の正当性を認めていない。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190124-00000520-san-s_ame
ネットの反応まとめ
ロシア・中国がベネズエラにハゲタカ介入を始めた。嫌らしい!
社会主義の支給制度にすっかり慣れたベネズエラ国民。最大の問題は怠慢、働かない怠け者になっちまった
ビジネスでも外交でもな。
K国と早く縁切れ。
日本も韓国に中国と国交断絶をする事です
ロシアは早く日本の領土で有る北方領土を
返還ししないなら全ての経済協力を
しない事です。
ロシアに韓国に中国は日本と仲が悪く成れば
3ヶ国は経済破綻します。
此の3ヶ国とは国交断絶方が良いです
今すぐ断交は現実的でないにしても、その意思を示すとともに、準備を進めるべきだ。
断交をはっきり言えるのは、素晴らしいと思います。
リスクはあれど、国としての態度をうやむやにせずに表明するところは、日本も見習ってほしい。
この国は石油の資源も豊富で潤うことが出来る国でもあったのに、非常に残念な状況になってしまってる。
日本も断交する選択肢を持つべきだと思う
会話出来ない国とは、会話しないで良いと思う
声高々に断交を言う決断力は素晴らしい。
日本も見習ってほしい。もちろん、韓国に対して。
この記事には重要なことが抜けている。
米国が暫定政権を承認した後、一方で、ロシアがマドゥロ現政権への支持を表明している。
つまり、ベネズエラを舞台にした米露の対立であるということ。
トランプ大統領が承認しても現実どこまで実効性のある宣言なのか
新聞記事からだけでは読み解けないですね。
これで警察や軍が支持に回ったとかあれば相当状況が変わりそうなのですが…
で、その多数派の権限を大統領権限で封じ込める。
これは独裁とかじゃなくてただの横暴だろう。
まぁイギリスのEU離脱問題みたいに国民がウケ狙いで変な事することも
あるわけだけれども。軍の立場が明確にならなければ内戦やむなしかもね。
いつまでも穏便に面倒な事はしたくないのか見えみえ。
日本も暴動を起こさないと前に進めないのか?
そう言う点ではうらやましい。
でも、断交をするって決断が出来るのは羨ましい。
いくら貧しくても苦しくても独立国として筋を通す気概に敬意を表します。ベネズエラの負債も同盟国の中国が返済してくれるので大丈夫でしょう。
90年代の話ですが、メキシコシティに住んでいる時に、旅行でカラカスへ行ったことがあります。5年もメキシコに住んでた私が驚愕するくらいの国でした。当時から貧困ぶりはメキシコの比じゃありませんでした。
一体いつになったらここの国民は安心した生活が送れるのでしょうか…。